加賀の加能ガニって？

加賀の加能ガニとは、石川県内にある橋立漁港、金沢港、輪島港などで水揚げされたズワイガニのオスを指すブランド名で、水色っぽい青いタグが付けられています。

以前のこの地域の漁港では、越前ガニや松葉ガニといったブランド名がなく、石川県産のズワイガニと呼ばれていました。

でも、カニは漁獲された地域によって品質にも違いが出ることからカニのブランド化が進められ、石川県産のズワイガニにもブランド名を付けることになったのです。

２００６年にその名称が公募され、石川県の旧国名である「加賀」と「能登」の最初の一文字を取って、「加能ガニ」と名付けられました。

加能ガニはブランド名としてはまだ新しいこともあり、全国的な知名度はそれほど高くありません。

けれど、松葉ガニや越前ガニとほぼ同じ漁場で育っているため、加能ガニもふっくらとした身がぎっしりと詰まっていて、プリプリとした歯応えと甘みが楽しめます。

名前こそ違いますが、松葉ガニや越前ガニなどの有名ブランドガニ同様に、上質なズワイガニなのです。

加能ガニの（ズワイガニオス）の漁期は、年ごとに決められていますが、ここ数年は１１月６日から翌年の３月２０日までとなります。

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